2021.8.11〜8.15まで
Spoon.さんにて 以前のイベント「音楽と風景」でのスケッチや 音楽をテーマにした作品展示「ANIMATO展」がありました。
今回は13日と15日にライブペイントの機会をいただきました。
13日は Spoon.のはるかさんと共に 今田朋子さんのピアノ・松島純以さんの歌・杉山 晃一さんのヴァイオリンによるコラボ演奏のもとで制作。
15日は 今田朋子さんの演奏と共に制作させていただきました。
良いのか悪いのかは分かりませんが、やはり演奏していただく方にとても影響を受けます。
ご一緒した「表現者のエネルギー」のもとで筆が動くような…。
私は単純に筆が動くための機構になる。そんな感覚です。
その「自身の不在感」は 私にとっては結構大事にしたいものだなと思いました。
今回の場と機会を提供していただいたSpoon.さんと 演奏していただいた朋子さん、見に来てくださった皆様 ありがとうございました。
title《光へ還る》
- 最近になって、描くものが以前と変わり、少しずつ「何を作るのか」というものが固まってきました。きっかけはライブペイントとP100号の制作でした。以前より 頭で考えることが好きで、「考えて作ることこそ大切だ!」というスタンスでした。確かに考えて コンセプトを構えて作ることも大事です。現代アート 等は特に。ただ 自分の使っている素材、スキル(具象)と、表現したいこと(「シュプレマティスム」や「ミニマリズム」の文脈から持ってきた、記号的な画面構成 等。) にどうしても溝ができてしまう状態でした。どうにも頭でっかちというか 「独りよがり」なスタイル になってしまっていました。しかし、ライブペイントから 「誰に向けて描いているのか。」 ということを再確認したこと、P100号の制作から その考えを日本画の画面に落とし込むこと。これらを基に、これまでの「独りよがりの考え」を捨てて、次に行こう と思いました。
- タイでの展示に参加しました。
Ogata Tatsuki
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